白米の消費量と糖尿病との関係

【この記事はこのような人にお勧め】

・白米って身体に悪いの?
・糖尿病の疑いがあったのだけれど、白米は食べて平気?
・糖尿病の検査で引っかかってしまった。

日本人には切り離せない食べ物の「お米」
穀物ではあるけれども、
ダイエットをする際にはカロリー制限で減らすことを考えることもあると思います。
ダイエットを使用と思う一つのきっかけとして、
検診でメタボの可能性で合ったり、
血糖値の問題を指摘されたして意識することがあると思いますが、
実際、白米って糖尿病と関係あるの?
って記事がありましたので紹介します。

【論文】

この研究では2型糖尿病の合計13,284件の発生例が352,384人の参加者の間で確認されました。追跡期間は4年から22年でした。

アジア(中国と日本)の人々は西洋の人々よりもはるかに高い白米消費でして、その平均は、西洋⇒1〜2サービング/週に対してアジア⇒3〜4サービング/日でした)。
単純に倍の消費量を誇っております。

結果として、

アジアの場合ではリスクは1.55倍あり、

白米の摂取量が多いと、特にアジア人(中国人と日本人)の人々において、2型糖尿病のリスクが大幅に増加します。

ただ単純に白米が悪者っていうわけではなく、その他にも小麦などの他の精製炭水化物源の摂取による悪影響を受けやすくなる可能性があります。
としているので、ご飯じゃなくてパンを食べよう!ってでは意味がないかも。
炭水化物をとる源として、精製されすぎた物を食べることの危険性が考察されております。

【まとめ】

白米のみを悪者には出来ないけれども、
アジアでは精製炭水化物の代表的な白米の摂取量が多すぎると2型糖尿病との関係は明らかのよう。
単純に玄米にしてみたりするだけでも効果はあると思うので、
なるべく微量な栄養素が入っている自然の状態に近いものを食べるのが良さそうです。
結構野菜のことを別物と考えられる人が多い印象があるのですが、野菜は炭水化物です。
白米や小麦など精製した食品の比率を減らし、
サツマイモやジャガイモなどの野菜を増やすのがよろしいかと思います。

参考文献/著者

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3307808/

本内容は科学的論文等に基づき考察したもので、必ずしも全ての人に当てはまる内容ではありません。実践しても効果が得られない場合、専門家に相談することをお勧めします。

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