【今回の記事はこのような人にお勧め】
・熱いお茶が好きだ
・飲みものの温度が常温がいいなど話があるけど実際どうなの
冬はあったかい飲み物が飲みたくなりますよね。
体を内側からあっためて上げたくなります。
ただ、あまり飲み物の温度が高いと、
体にとってはいいの?
という疑問もありますので、
飲み物の種類と温度は、
がんになりやすいかどうかを調べた研究を紹介します。
【論文】
59の研究を調べて、コーヒー、紅茶、マテ茶のそれぞれの成分と温度が食道がんと関係があるかを系統的に調べたものになります。
まず飲み物に含まれる成分についてですが、
コーヒー紅茶に関しては食道がんとの関連性は乏しく、
マテ茶は関連性がありそうだと出ています。
ただ、マテ茶は実験している論文数自体が少ないので、さらなる研究が必要そう。
コーヒーや紅茶、マテ茶にはそれぞれ抗発がん性を示すといわれている化学物質があります。
たとえば、フラボノイドとカフェインは抗酸化作用を示すのですが、
研究結果は飲むことによって、がんのリスクを減らす論文と増やす論文とまちまちで、今のところの研究ではこれらを飲む(飲まない)方が食道がんにはいいよ。
っとは言えないですね。
そして温度についてですが、
「熱い温度との食道がんには有意に関係性があった」
となっています。
熱い飲み物が好きな人は要注意ですね。
もちろん中には「熱いお茶じゃなきゃいやだ!」
って人もいると思いますが、
ノドに負担結構かかっているよ。
ってことは理解いただいて、
少しでも減らすか温度を下げていただいたほうが良いかと思います。
どれぐらいの温度ぐらいがいいかをみたかったのですが、
実際の温度を実際に測定した研究はほとんど発表されていないみたいです。
【まとめ】
個人的には白湯(お湯)やコーヒー、お茶を結構飲むのですが、
そこそこ時間が経ってから飲みます。
寒いなってときはあったかい飲み物で手をあっためてから飲むといい感じで、温度が下がるので、冬場でホットドリンクを飲むときもいい感じの温度になってから飲むようにしています。
やっぱり食道がんになるのは怖いですからね。
参考文献/著者
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2773211/
本内容は科学的論文等に基づき考察したもので、必ずしも全ての人に当てはまる内容ではありません。実践しても効果が得られない場合、専門家に相談することをお勧めします。
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