慢性炎症を理解しよう!

前回は柔道整復師という資格を持っている人間には切り離せない
「急性炎症」の話を記載しましたが、

今回は

「慢性炎症」についてお話しします。
柔道整復師的には
急性炎症 → 慢性炎症 という理解が多いのですが、

慢性炎症というのは、様々な原因があるとされていて、
さらに様々な病気への影響がわかっています。

原因として言われているのが、
先に話した急性炎症→慢性炎症を始め、

・慢性的なストレス
・太りすぎ
・睡眠不足
・運動不足

など、
結構日常的なことでも慢性炎症を引き起こしやすい感じ。
これらはなぜ、原因と言われているかというと、
炎症の反応を判断するための数値がありまして、
CRPやTNFαやIL-6と言った数字が高くなることがわかっています。

この状態が長く続くと、

・心臓病
・うつ病
・肥満
・アレルギー
・糖尿病
・認知症(アルツハイマー病を含む)
・脳卒中
・ガン

等になりやすいと言われています。

予防医療に対して積極的に取り入れたい人間としては、
慢性炎症は取り除きたいなと思うところです。

元々、炎症自体は身体を守る反応として必要な反応ですが、
守ろう!って反応がずっと続くと、デメリットが多いので、
慢性炎症になるようなものとは原則無くして行くのがいいのかなと思います。

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