【この記事はこのような人にお勧め】
・バスケットボールの怪我ってどんなものがあるの?
・バスケットボールの怪我って何が多いの?
バスケットボールは、ジャンプ、ターン、方向転換などの複雑な動きを伴うコンタクトスポーツであり、体のすべての領域で頻繁に筋骨格系の怪我を引き起こします。実際にどうゆう負傷が多いのか気になったので、調べた論文をになります。
【論文】
11の論文が統合レビューされ、合計12960名の負傷が調べられました。
下肢が最も多く、全体の63.7%でした。
部位別で言うと
1位 2832名(21.9%) 足関節の負傷
2位 2305名(17.8%)膝関節の負傷
が多く、この2箇所だけでほぼ4割りですね。
その他下肢では、大腿部、臀部、股関節の負傷が合わせて、24%でした。
上肢の負傷は、全負傷の12%〜14%を占めていて、
手、指、手首の負傷(1133名、8.7%)
肩、腕、前腕の負傷(585名、4.5%)
でした。
後は、
頭頸部(1468名 11.3%)
体幹、背骨(975名 7.5%)
とうい結果でした。
【まとめ】
ボールを使うので、結構突き指がもっと多い気がしていましたが、
足首と膝がトップ2でした。
バスケットボールの怪我の予防では、
足関節のリスクは約半分まで減らせるので、
予防トレーニングでケガ全体で考えても1割減らせます。
結構大きな数字だと思うので、まずは出来る予防からしたいなと思います。
参考文献/著者
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/jmv.25707
本内容は科学的論文等に基づき考察したもので、必ずしも全ての人に当てはまる内容ではありません。実践しても効果が得られない場合、専門家に相談することをお勧めします。
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