食べると2型糖尿病のリスクが減る食べ物

【この記事はこのような人にお勧め】

・食べるものを変えて糖尿病を予防したい
・身体にいい食べ物を知りたい
・おやつに食べたほうがいい果物

メタボや、糖尿病の疑いが出ると、
食事制限の話が多く、食べるのが好きな人にとってはつらいものだと思います。

今回紹介する食べ物は、食べることによって糖尿病のリスクを減らすことがわかっているので、是非食事に取り入れていただけると。

【論文】

 3,464,641人を追跡期間中に、12,198人の参加者が2型糖尿病を発症しました。
糖尿病の個人的、ライフスタイル、および食事の危険因子を調整した後、
全果実消費量の3サービング/週ごとの2型糖尿病の減少率は約2%でした。

果物だったらなんでもいいわけではなさそう。
そこで、個々の果物を見ていったところ、

ブルーベリーで26%減 0.74(0.66〜0.83)
ブドウとレーズンで12%減 0.88(0.83〜0.93)、
プルーンで11%減  0.89(0.79〜1.01)


リンゴとナシの場合は7%減  0.93(0.90から0.96)
バナナの場合は5%減 0.95(0.91から0.98)
グレープフルーツの場合は5%減 0.95(0.91から0.99)

桃、プラム、アプリコットの場合は有意差なし 0.97(0.92から1.02)、
オレンジの場合は有意差なし 0.99(0.95から1.03)、
イチゴの場合は有意差なし 1.03(0.96〜1.10)

マスクメロンの場合は10%増し 1.10(1.02〜1)

と、果物によっては逆にリスクが高くなる物も。

さらに、フルーツジュースの摂取量が多いと、リスクが高くなります。
ブルーベリーの優秀さが目立ちます。

【まとめ】

ブルーベリーの効果がすごい。
しかも、最近では冷凍ブルーベリーはかなり安価で手に入るので、継続して食べやすい。
その他、ぶどうやレーズン、リンゴや梨なんかも効果があるので、
糖尿病が気になったらこの辺りのフルーツを増やすのがよいと思います。
糖尿病だけではなく、
フルーツ全般に色々良い作用がありますので、
お菓子がお好きな方は是非、おやつを果物にしていただけると身体にはとてもいい投資になると思います。

参考文献/著者

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3978819/

本内容は科学的論文等に基づき考察したもので、必ずしも全ての人に当てはまる内容ではありません。実践しても効果が得られない場合、専門家に相談することをお勧めします。

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