メンタル改善がすごい、慈悲の瞑想

日本人は宗教から派生したものなどを、
怪しいと思ったり、食わず嫌い的な所がある印象です。
実際、私も最初は抵抗がありました。
慈悲の瞑想の良さをいきなり知人に勧めると全然心に響いていないのが明らかなので、瞑想を勧めるときには違う瞑想を最初お伝えしています。

ただ、効果は実際にあることがわかっているので、是非とも覚えていただきたいと思います。

【慈悲の瞑想とは】

慈悲の瞑想については少しパターンがありますが、
私がやっているのは以下のような感じです。

1. 私が幸せでありますように。
私の悩み苦しみがなくなりますように。
私の願いがかないますように。
私が穏やかで過ごせますように。

2. 私の親しい生命が幸せでありますように。
私の親しい生命悩み苦しみがなくなりますように。
私の親しい生命願いがかないますように。
私の親しい生命穏やかで過ごせますように。

3. 生きとし生けるものが幸せでありますように。
生きとし生けるものが悩み苦しみがなくなりますように。
生きとし生けるものが願いがかないますように。
生きとし生けるものが穏やかで過ごせますように。

これをひたすら繰り返します。

最初は1.だけの繰り返しでもいいのかなと思いますし、
2.3.は相手が抽象的でわかりづらければ、
家族を思い浮かべたりしてもいいのかなと思っています。

以下RCTの論文を紹介させて頂くと、

慈悲の瞑想 67人
偽の瞑想(つまり、目を閉じて座っているだけ)72人 を比較。

瞑想トレーニングには、60分間のグループセッションが6回(宗教上の祝日のために7週間にわたって開催されました)、自宅で少なくとも週5日瞑想トレーニングをするように割り当てられました。

7週間の結果として、
結果として、ポジティブな感情が増え、うつ病の症状が減少したという結果が出ています。

【感想】

始めは少し敬遠してた「慈悲の瞑想」ですが、色々な瞑想をしていく中で、
これも試してみないとな~と思って試しました。

やってみた結果、これがとても良かったです。
何がよかったかというと、他の瞑想って呼吸に集中したり、
歩行に集中したりしているときに他に意識が行ってしまうことが多かったのだけれど、
言葉を発する(頭の中で発する)ほうが、他に意識が行かないので、
瞑想をどこでも出来るなって思いました。
もちろん、他の瞑想もいいですし、
まだ、慈悲の瞑想をやったことが無いのであれば、是非お試し下さいませ。

参考文献/著者

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18954193/

本内容は科学的論文等に基づき考察したもので、必ずしも全ての人に当てはまる内容ではありません。実践しても効果が得られない場合、専門家に相談することをお勧めします。

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